長男の発達…グレー??

育児

今回は発達障害グレーの長男について、私の経験を書きたいと思います。

長男は2025年2月現在小学校3年生です。療育に行くように進められたのは幼稚園の年少さんの頃です。

私自身が発達に疑問をもってないところからのスタートだったのでいろんな葛藤がありました。そんな葛藤も含めて書きたいと思います。

療育へ行くきっかけになった出来事

私は男の子育児が初めてだったことと、長女の同級生の男の子たちがやんちゃだったこともあり、周りの先輩ママに

「男の子は成長が遅いし、言葉が遅くても心配いらないよ!」とか、

「男の子は母親が思ってもない事するよね!!未知の生き物って感じだよね!!でもそこが可愛いよねー!!」とか、

男の子は~っていう言葉をよく聞いていたので、「ん?」と思うようなことがあっても「男の子だもんね!」で済ませていました(;^ω^)

しかも家では目が届くので特に困ったこともなく、癇癪が激しいかな?と思うくらいでむしろ長女の時の方が大変だったなぁ。と思っていました。

  • 人見知りを全くしない
  • 目を離すとどっかに飛んでいく
  • 夜でも昼でも眠くなると一人で勝手に場所を問わず寝ている
  • 偏食が酷い
  • 名前を呼んでもすぐに振り向いたりはしない
  • 館内放送などの女の人の声を異常に怖がる
  • 音調が暗い音楽が鳴ると大泣きする
  • ウンチをするときも隠れないで堂々とする(おむつのとき)
  • 癇癪が酷いがすぐにケロッと気持ちの切り替えができる
  • 落ち込むと長く2時間でも狭い場所に閉じこもって出てこない

上記のような、”長女の時の育児”と違う部分があっても特に気になりませんでした。

特に勝手に一人で寝るところなんかは「なんていい子なのかしら!!」って感じでした。

生後7か月から人見知りが始まって私以外はダメだった長女に比べて、誰にでも愛想のいい長男はみんなから可愛がられて、2人目ってこんなに楽なのかと思ったくらいです。

そんな長男をこども園に預けて職業訓練校に通い始めた私は、幼稚園の先生から「1人遊びが好きですね。あまり他の子と関わることはないですが、愛嬌があって先生たちの人気者ですよー」という言葉に安心していました。

長女と違い、幼稚園に預けても泣かれたことがほぼありません。私と離れても全然平気でした(笑)ちなみに長女は2歳から保育園に通い、2年間毎日のように朝預けるときは泣いていました( ;∀;)

そんな長男が先生に「ちょっと療育センターに相談してみた方がいいかも」と言われたのは預け始めて1年が経ったころの年少さんの時でした。

しかも担任からとかでもなく、担任が休みの時に入る主任の先生でした。

なぜそう思ったのか聞くと「入学式の時から変わってるとは思っていたが、年少になってやはりほかの子に比べて手がかかる。集団行動もできない。今まで見てきた子の中で2番目に変わってる子だと思った」と言われたのです。

まずは怒りが湧いてきました。2番目ってどういう基準なのか、どう変わっているのか、問い詰めたい気持ちでした。

しかし、プロが何か感じたのであれば話をきちんと聞こうと思いました。主任からは、療育センターに行く前に相談できる未就園児の集まりがあるから行ってみてと言われました。

その時は相談に行ってみて「大丈夫。普通ですよ!」って言ってもらったらいいんでしょ!!という思いもあり、行ってみることにしました。

発達障害の事前相談

主任の先生に勧められた、発達に疑いのある子どものことを相談できる集まりに参加した私は、正直ドキドキしていました。

もしかしたら「普通じゃない」というレッテルを貼られてしまうかも…という恐怖心を持っていました。

今考えると、普通って何??って感じですが、その時はとにかく「あなたの子供は普通ですよ」って言われるのが正解と思っていました。

何組かの家族が来ていて、保育士さんや心理の先生などが子供の様子を見ながら、お母さんに声をかけたりしていました。

走り回ってる子やおもちゃで夢中になって遊ぶ子などがいて、パッと見ただけではどの子も普通で、何か問題のあるようには思いませんでした。

長男もおもちゃで黙々と遊び、暴れたり走り回ることもありませんでした。

一人の先生から「ここへはどうして来られたんですか?」と聞かれたので、幼稚園で行くように勧められた経緯を話しました。

先生からは「正直今の様子からは何も分からないですね。幼稚園の先生がどうして変わってると思ったのか、1時間やそれくらいで分かるものではないので。なのでここでは何も言えません。」と。

そりゃそうだよなー!!と。では何のためにここにきて相談したのか…

心のモヤモヤを無くしたかったのに、行く前よりもモヤモヤして帰ったことを覚えています(;^ω^)

そして結局、相談しに行っても何も解答はもらえなかったので、そのまま療育の予約を取ることにしました。

療育センター受診

療育センターを予約したのは、意地もありましたし、何か確証が欲しかったということもありました。多分この頃には、「上の子とは何か違う。」という思いもどこかにあったんだと思います。

療育センターへ受診予約の電話をすると、まずは問診票が自宅に送られてきて、それを記入して送り返さないといけないと言われました。

それから再度療育センターから日程の調整の電話があり、最短で3か月後の受診予約となりました。もし風邪などで当日いけなくなると更に3か月以上の待機…そんなに療育センターを受診する人が多いことにびっくりしました。

療育センターへは3か月後の予約した日に無事受診できました。

当日は昼をまたぐのでお弁当か、食堂を利用するように言われていました。いろんな検査をしましたが、ほとんどは1歳健診の時のような基本的な検査ばかりで、発達障害の検査という感じではありませんでした。

一番最後に心理の先生から問診を受けましたが、本当に簡単な子供への質問と、私に家庭での様子や困りごとを聞かれただけで終わりました。10分もかからなかったと思います。

その後定期的に療育センターへ通うように言われ、翌月の予約をとって終わり。正直なにこれ?って感じでした(笑)3か月待って受けた検査がこの程度なの??と。

結果も何も伝えられないし、不安も解消されないまま帰宅したことを覚えています。

後から担当の心理の先生に聞きましたが、3歳や4歳では何も断定できないし、発達障害ですよ!ということは言えないと言われました。ここから何年も私のモヤモヤ期間が続きますが、解消はいまだにされていません(笑)

療育では「他の子より手がかかる子ではあると思います。」とか、「周りの助けが必要な子ではあります。」とかは言われても、じゃあ支援級に行かないとダメとか、支援学校に通った方がいい。とは言われないんです。

幼稚園で先生から「みんなが歌ってるときに廊下に出ちゃって、ゴロゴロ寝そべってました。」と言われても「多分皮膚が敏感で汗をかいた不快感から冷たい床に肌をくっつけたくなるのかなぁと思います。あと体幹がないから寝そべっちゃう子多いんですよね。」と、どうしてそういう行動をするのかという理由を教えてくれるだけで何も解決策はなしって感じの療育相談でした(笑)

結局、最初「普通です!」と言ってほしくて行き始めた療育では「普通」とは言われず、かといって「発達障害です」とも言われず、流されるままに療育に通い続けました。

幼稚園の年少から年中までの1年半心理の療育に通い、コロナと3人目妊娠で途中行けなくなり、就学相談と同時に年長の半年間言語の療育に通いました。

言語の療育は滑舌を良くするために行き始めたのですが、先生がとてもいい方で放課後デイサービスのことなど教えてくれました。

小学校入学前には学童以外の選択肢もできて、とても助かりました。

滑舌は半年で見違えるように良くなり、目に見えて結果が分かるのは大事だなぁと思いました。

小学校入学前に心理の療育も再開しておいたほうが、学校で何か問題があった時に相談を受けやすいと言われ、小学校1年生の時に心理の療育を再開しました。

そこから1年生の3学期にWISC4という発達の検査を受けて、一旦療育は終了しました。代わりに3年生から通級という制度を使うことにしました。

通級

通級は普段は通常級で授業を受けているけど、何かしらの助けが必要な子が他校から巡回指導の先生に来てもらって週に1回1時間だけマンツーマンで自立支援を受けるという制度です。

長男の行っている学校は支援級がないので通級という制度はとても助かっています。支援級のない学校にある制度なのかなー?と思っていましたがそうでもなさそうです(;^ω^)

私の地域の通級は最高で3年間しか受けることができず、3年生から受けたら5年生までしか受けることができないので親の判断も大事になってきます。

私は1年生まで療育に行っていたことと、1年生の授業には付いていけていたこと、WISC4の結果と療育の先生・担任から知的な遅れは今のところなさそうということを聞き、勉強が難しくなる3.4.5年生に相談する人を増やそうという考えで3年生からの通級を決めました。

結果的にこの考えが当たりで、担任も長男の扱いに困ったときは私に報告してから通級の先生に相談して対応してくれています。

毎週担任と通級の先生、私で連絡帳のやり取りをして今現在の状況や、クラスでの様子、通級での勉強の内容などを事細かに教えてくれます。

4年生で通級を続けるかどうかの面談がありましたが、そんなことを聞かれると思っておらず続ける選択肢以外ないと話しました(笑)

3年生の最初は本当に荒れていて、支援級のある学校に転校させるべきか真剣に考えました。

1、2年生では考えられないような行動をして、毎日のように担任から電話があり、通級の先生からも電話があり、家では毎日長男と話し合い、精神的にぐったりしていました。

とうとう私がブチ切れてしまい、長男に転校するからね!!と怒鳴り散らしたことがあったのですが、転校が相当嫌だったのか次の日からピタッと問題行動が止みました。

そのまま2学期も特に何もなく、たまに隣の空き教室に籠ったりはしていたようですが、クラスのみんなに迷惑をかけたり授業を止めることもなく終わりました。

そのせいで、担任も通級の先生も私も油断していたのですが、3学期が始まってすぐに毎日担任から電話が来るようになりみんなで頭を抱えることになりました。

通級の先生も「4年生は通級しなくていいと思いますよ!」と言ってくれていたのに、なんで振出しに戻ったのか…

本人に聞いても落ち込んでしまう。と言うだけでいつも内容はささいなことばかり。

成長段階で羞恥心が出てきたことや、自分が周りよりできない部分に過剰に反応しているような感じでした。

毎日「気にすることじゃない」「落ち込まなくても大丈夫。初めてのことを始めから完璧にしようと考えないで」と言ってましたがなかなか効果がなく、先生からも「どう対応することが正解かわかりません。」と言われてしまいました。

またもや支援級のある学校へ転校する方がいいのでは?という考えが頭をよぎってきました。

本人にその考えを伝えると、泣きながら転校はしたくないといい、頑張ると言います。転校という言葉が脅しのようになっていないか、本当は転校する方が本人のためにもいいんじゃないかと毎日考えますが、今のところ絶対転校はしたくないというので頑張ってもらってます。

結果!!発達はグレーのまま!!

結局「普通」という何の基準か分からない言葉に執着していたのは私です。なので幼稚園の先生には感謝しています。

先生の言い方はいまだに根に持つくらい嫌でしたが、療育に行くきっかけを作ってくれて、感謝しています。長男には毎日長女の育児とは全く違う世界を見せてもらってます。

発達障害かそうじゃないかは一生分からないままかもしれません。療育の先生からも「病気ではないので治るものではありません。」と言われました。

その通りです。治るものではなくそういう個性・性格なんだと思わないといけないのに「治そう。」と思っている私がいまだにいます。

”普通”という言葉に囚われてなかなか抜け出せませんが、少しづつ長男の個性・性格を理解できていると思います。

WISC4を受けたのは、長男の不思議な行動や考えを理解する上でとても役に立ちました。WISC4の結果を見てストンと腑に落ちました。

もし、お子さんの発達や行動に理解が追い付かない場合は受けてほしい検査です。

発達障害とか関係なく、子供の得意不得意の領域を数字で確認できる検査なので小学校入学時に全員受けれたらいいのに!!と思ったくらいです(不快に思った方がいたら申し訳ないです。個人的な感想ですm(__)m)

私では考えつかない発想や発言。当たり前のことを当たり前と思わず常に考えさせてくれる長男は我が家のムードメーカーです。

本当に全人類を愛して、嫌いな人などいないと言い切る長男に尊敬すらします。みんな好きだから、みんなに平等です(笑)それは家族でも変わらず平等です(笑)

まだまだ先が読めない長男ですが、少しづつ彼の面白さや大変さ、難しさを紹介できたらと思います。それと共に私の考えや葛藤も書いていけたらと思います。

ではまた!!

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